ジロ・デ・イタリア1週目

ジロ・デ・イタリアは第9ステージを終えて、1週目が終了。
それにしても、アスタナが強すぎる。

落車事故に巻き込まれて、脱臼したにもかかわらず、
何事もなかったのようにマリアローザを守り続けている
コンタドールも凄いけれど、
アスタナのチーム力の凄さは一目瞭然。
特に、アシスト陣が強力。

ティンコフ・サクソは、コンタドールがマリアローザ着てるから
ずっと前方で集団をコントロールしなければならないのだけど、
その後ろに控えているアスタナは、後半までほとんど力を貯めてる。

とはいえ、スカイも足をためているハズなのに、
アスタナ勢がアタックをかけると、アシストが誰もついていけず、
リッチー・ポート1人という、丸裸状態。

第9ステージ、アスタナは逃げにティラロンゴ、
メイン集団にアルと、どちらでも勝負出来る状態。
前門の狼、後門の虎ならぬ、
前門のアスタナ、後門のアスタナですよ。
しかも、メイン集団のアタックで、アスタナだけアシストのランダがついて来てる。
もう、万全すぎる。

案の定、このステージは、アスタナのティラロンゴが勝利。
完璧。

さて、このステージでニッポの石橋選手がリタイア。
ボーネンや、リッチー・ポートが、これまでで一番厳しい大会と言うように、
起伏の激しいコース設定。
ジロの山岳は厳しいので有名ですが、
その山岳に入る前に、こんな厳しいレースになるとは。

そういう大会だというのを承知の上でいうと、
画面からみても、石橋選手の力不足が見て取れました。
日本人選手だから、応援しながら見てたんだけど、
これが現実としての、世界と日本の差なのかなと。
なんか、見ていてちょっと切なかったです。

さて、今日の休養日を明けると、
次は、待ちに待った平坦ステージ。

ロット・ソウダルのトレインがまた見られるのか?
楽しみです。

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